2025.10.13
長岡市で「危険な空き家」を解体したい方へ
長岡市で「危険な空き家」を解体したい方へ
~町内会で活用できる補助金のご案内~
長岡市では、老朽化が進み倒壊の恐れがある空き家を安全に解体し、
その跡地を地域のために活用する取り組みを応援しています。
この制度は「長岡市空き家対策総合支援事業補助金」といい、
町内会などの地域団体が対象となる補助金です。
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【この補助金の目的】
この補助金は、危険な空き家を地域ぐるみで取り除き、
安全で暮らしやすい地域づくりを進めることを目的としています。
たとえば、次のような活用を想定しています。
・町内会の集会所や防災倉庫の敷地として使う
・地域の駐車場として活用する
・花壇や小公園など、地域の憩いの場に整備する
空き家を撤去して終わりではなく、地域の活性化につなげていく制度です。
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【補助の内容】
補助の対象となる空き家は、長岡市の調査で「特定空家等」と認められた老朽化が著しい空き家です。
申請できるのは町内会などの地域団体で、空き家の所有者でなくても申請が可能です。
ただし、申請の際には「空き家の所有者全員の同意」が必要です。
補助の対象となる経費は、空き家の解体(除却)にかかる費用です。
補助金の内容は次のとおりです。
・補助率:解体費用の5分の4(80%)
・補助上限額:160万円(1,000円未満は切り捨て)
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【注意点】
この補助金は、個人の方が自分の空き家を解体する場合には利用できません。
あくまで、町内会や地域団体が主体となって申請するものです。
また、補助を受けるためには「事前の相談・現地調査・交付決定」が必要です。
先に工事を始めてしまうと、補助金の対象外となります。
制度の利用を検討される場合は、必ず事前に「長岡市 都市政策課(住宅政策担当)」へご相談ください。
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【解体後の土地活用について】
この補助金では、空き家を解体した後の土地活用も重視されています。
たとえば次のような活用例があります。
・町内の花壇や緑地として整備する
・防災拠点や避難スペースに活用する
・子どもたちの遊び場として開放する
空き家の除却をきっかけに、地域の交流や防災活動にもつなげることができます。
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【個人で利用できる補助制度について】
個人の方がご自身の空き家を解体したい場合、
この「空き家対策総合支援事業補助金」は利用できません。
ただし、関連する別の制度として「長岡市ブロック塀等安全対策事業補助金」があります。
この制度では、地震などで倒壊の恐れがある古いブロック塀を撤去・改修する際、
その費用の一部を市が補助します。
詳しくは、長岡市の公式ホームページまたは都市政策課までお問い合わせください。
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【お問い合わせ先】
長岡市 都市政策課(住宅政策担当)
電話番号:0258-39-2221(代表)
住所:〒940-8501 長岡市大手通1丁目4番地10号
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【まとめ】
・対象となるのは、市が「特定空家等」と認めた老朽化した空き家
・申請できるのは町内会などの地域団体(所有者全員の同意が必要)
・補助率は経費の5分の4、上限160万円
・個人での申請は不可
・事前相談が必要
地域で協力して空き家を減らし、安心で暮らしやすい長岡市をつくっていきましょう。
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